風雨や日光、排気ガスなどにさらされる外壁は意外と劣化が早い箇所になります。また、外壁は建物の“顔”である為劣化していると目立ってしまい建物の価値が下がってしまう可能性もあります。
また外壁が劣化し、落下したタイルが人や物に損害を与えた場合は建物所有者に管理責任が問われます。
事故を未然に防ぐ為にもミズヨケでは定期的な診断と補修をお勧めしています。
もし、外壁にダメージが見つかってしまったら…。
当社では、「エバーガード」をお勧めしています。
エバーガード工法とは?
エバーガード工法は、特殊専用アンカーにてタイル・モルタル層を躯体に固定し、特殊繊維によって塗膜強度を高めた透明度の高いアクリル樹脂にてタイル面を被覆することで、既存タイルの意匠性を維持しながら、剥落を防止する工法です。
耐候性がよく変色しにくいアクリル樹脂に、特殊繊維を混入することで樹脂強度を高めた繊維強化透明アク リル樹脂「エバーガードF」を主材として採用。タイル面を被覆しながらも長期間タイルの美観を維持しま す。 ※ただし、有機系材料であるため少ないながらも 変色は生じます。
穿孔
アンカー打ち込み
EGプライマーT塗布
主材エバーガードF塗布(1層目)
主材エバーガードF塗布(2層目)
主材エバーガードF塗布(3層目)
EGトップ塗布(1層目)
EGトップ塗布(2層目)
完成
特殊専用アンカーにてタイル・張付けモルタル層を躯体に固定し、塗膜強度が高く耐久性に優れた、透明度の高い特殊1成分形ウレタン樹脂にてタイル面を被膜する事で、意匠性を保持し剥落を防止する工法です。
項目 | 判定基準 | エバーガードSG |
---|---|---|
コンクリート躯体に対する アンカーピンの引き抜き試験 |
1,470N 以上 | 5,241N |
複合補修層に対する アンカーピンの引き抜き試験 |
1,470N 以上 | 3,425N |
複合補修層の接着強度試験 | 0.7N / mm² | 1.1N / mm² |
複合補修層の補強硬化確認 (面外曲げ)試験 |
曲げ強度が490Nもしくは 変異が30mmで破断しないこと |
変位30mm 以上 |
温冷繰り返しに対する 耐久性試験 |
0.5N / mm² | 1.0N / mm² |
※アンカーピンの性能はダブルロックアンカーのものです。
他のアンカーピンは性能をご参照ください。
建物の長寿命化に寄与すべく、塗膜性能や耐久性にフォーカスし、「エバーガードF 工法」コンセプトを一歩進めた先進の改修工法です。